盗聴・盗撮の調査とは。ご相談ケースとプロのアドバイス

東京・神奈川・横浜 探偵 浮気調査

横浜で探偵業28年、ダルタン調査事務所です。

便利なデバイスやあらゆるツールが年々小型になっている今、弊社の盗聴や盗撮の調査依頼件数も比例して増加傾向にあります。

盗聴・盗撮の調査とはどのようなものなのか、また調査での重要なポイントとはどこにあるのか。そしてダルタン調査事務所ではどのような悩みを解消してきたのか、代表の橋本に聞きました。

盗聴・盗撮の調査は心を落ち着かせる一つの安心材料

インタビュアー(以下、イ):橋本さんに聞きます。盗聴や盗撮の調査というのはどのような方から依頼が来るのでしょうか。

橋本:一般の個人の方からのご依頼では「何かが聞こえる」とか、「誰かにずっと見られている」など精神的に不安定になっている方の、そのご家族からご依頼をいただくケースがあります。

昔担当したケースでは3世代で住んでいる大きな家があって。TVゲームやネットの掲示板を見るのに夢中になっている息子さんがいるというご家庭でした。

「掲示板で悪口を言われていて盗聴されている」とか「ずっと見られている」と言っていて、結局ご両親が息子さんのために気を鎮めたいから調査をして欲しいという内容でした。

イ:調査の結果、何も無かったのですか?

橋本:ありませんでしたよ。不安を解消するために実施しました。一つの安心材料ですよね。

明らかに事件性は無いだろうという場合でも、ご相談者様がご納得し不安が解消されるのであれば調査を実施します。

違ったケースでは「泥棒に入られてしまったから調べて欲しい」「ストーカーされているから怖い」というご依頼もあります。今の盗聴器は優秀ですから、コンセントプラグに隠されていたり、ぬいぐるみの中に仕込まれていたりすることもあります。

会社と従業員間のトラブル、機密情報が漏れていることも。

イ:今の盗聴器というのはどの程度優秀なのでしょうか。

橋本:基本的に見つけられるのは秋葉原やネットで売られているようなものです。今はパソコンでさえも盗聴器にできる。カメラが付いているモニターにウイルスを仕込めば簡単に監視もできてしまいます。電波が無い状況でもスマホをマナーモードにして壁の中に入れてしまえば盗聴器になる。

そこで我々が考えるべきは「どこにどんな機材がありそうか」の予測を立てて調査することです。目視で見ることが一番大切です。壁を叩くなど。

盗聴されていると考える理由と盗聴内容を細かくヒアリングして重点的に対処をする。以前盗聴された経験があり、今もされているかもしれないと不安になっている相談者様もいらっしゃいますし、盗聴でしか知り得ない内容が外部に漏れているという企業様からのご相談などもあります。

イ:企業の機密情報が漏れているということですか?

橋本:会社と従業員間のトラブルが起った際に、会社の動きを把握するためにオフィスの何処かに忍ばせる人も中にはいます。上司の情報を入手するために。そして知るはずのない情報を掴んで訴えを起こしてきたなど。

機密情報でも誰かがどこかで喋ってしまった内容が伝わっていたということも考えられるのですが、盗聴の疑いも拭いきれません。

盗聴・盗撮はシンプルな手口ですが日常でターゲットにされていると心配して生活するケースはそれほど多くありません。ですのでわかっているようで、どういった場所に隠される可能性があるか、どのような対策が有効的かなど知識があるようで専門的なことは知らない方が多いです。

弊社で盗聴・盗撮の調査のご依頼を受けた場合には、隈なく点検をした後にそのような知識をお話すること、そして対策に関するアドバイスを徹底しています。

相談する際には安全な場所から、安全なデバイスでご連絡を

橋本:最後に盗聴・盗撮のご相談をされる際に一点気をつけていただきたいことがあります。

それは出来る限り公衆電話から電話して欲しいということです。相談しているという事実が盗聴されていては調査の意味を成しません。

もし公衆電話からのご連絡が難しいようでしたら、疑いのある室内から離れて外からご連絡いただきお話することをお勧めします。

特に最近のニュースでは日本国内でも過去に前例を見ないような特質的な事件も相次いでいますし、若年層でも一般的に考えられるような行動の範疇ではない事件、それによる被害が後を絶ちません。

もしご自宅や会社内で何か異音がしたり、どこからともなく変な音が継続して聞こえてくるというような場合には、そのままにせず気軽にご相談いただきたいと思っています。