【後編】ダルタン調査事務所の実力。ハイレベル案件の依頼が後を絶たない理由。

 東京・神奈川・横浜 探偵 浮気調査

横浜で探偵業28年、ダルタン調査事務所です。

前回に引き続きこの道一筋に経験と実績を積み重ねてきた、弊社代表橋本のこれまでの経歴をお伝えしていきたいと思います。

(この記事は橋本への取材内容を元に構成しています。)

探偵に求められる忍耐力

調査で忍耐力が求められるのは、電話が無かったから例えばビルのどこから対象者が出てくるかわからないという状況での張り込みなんかがそうですね。出入り口が幾つかあって、1人1つ持ち場を与えられて、誰かが「出てきたぞ!」というまでその場から動けない。

トイレに行くこともできないし水も飲めない。12〜13時間放ったらかしで。変質者だと思われたら調査を続けられないので座ることもできないし、泣きそうでしたよ。

夏なんかはキオスクの売店のおばさんがアイス持ってきてくれたりして。「大変でしょう」って。向こうは刑事だと思っていたんでしょうけどね。今でも交代制って少ないと思いますが、昔のほうが機材に頼らない調査だから余計に忍耐力が求められましたよね。機材もあったけれど当時は操作が難しくてセットしても上手くいくかわからない。証拠は自分の足で取ってきました。

仕事があれば休まず現場

アーク横浜探偵局を退職してからはしばらく外注として事務所にいました。他の従業員は休みがありましたけど私はほとんど休まなかったですね。仕事があればやる。事務所の床で寝泊まりしていた時期もありました。

独立して1年程でアークは閉じることになり、桜木町で始めた調査会社がダルタンです。

Windows98が出た頃に30万円でパソコンを買って自分でダルタンのホームページを作って料金表を出しました。その頃料金表を出していたのはウチともう一社くらいです。他社はほとんどなかった。私が料金表を作ったのは下積み時代の探偵社の料金体系があまりに大雑把だったから。大変な仕事も簡単な仕事も50万円。それはおかしいと、独自に考えました。5時間15万円と出している会社もありましたが、それはボッタクリでしょうと。

こういう下積み時代からの経緯があるからこそ、弊社の料金表は詳細まで記載しているのです。

ハイレベルな案件の依頼

近未来通信の内部抗争の調査を担当しました。日本の重大詐欺のトップ10に入る詐欺で知っている人は多いと思いますが社員は会社が詐欺を働いているとは知らなかった。私に依頼してきたのは出資者です。怪文書が出回ったため社員の尾行や指紋鑑定、筆跡鑑定もやりました。日本重大詐欺と調べると色々出てきますが、トップ10の内の2つは仕事していましたね。

その他のハイレベルな案件と言えばプロスポーツ選手の浮気調査や政治関連ですね。あの世界は足の引っ張り合いですから。探偵は自分の命を削りながらやるような仕事です。

ここまでの経験を積み重ねて、今探偵として大切にしているもの

探偵として大事にしているものは何かと聞かれたら「内容に関係なくどの仕事も分け隔てなくやる」ということです。料金表がありますから。金持ちだろうとそうじゃなかろうと同じ。

足元を見た調査はしない。それはポリシーと言えるのかもしれませんね。

困った人を助けたいと考えるようなところはアーク横浜探偵局の社長の姿を見ていて同じだなと思いました。アークの社長はあの頃色んな人を助けて、我々には「給料は少し待ってくれ」と言って先輩に金を借りに行っていたくらいです。

その頃の浪花節のようなものが今だにあるのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。

ダルタン調査事務所の歴史とポリシーが少しおわかりいただけたかと思います。過去の経験があるからこそ明確な調査料金で、依頼者様の足元を見たご提案はしない。お悩みやご相談はLINEやお電話でお気軽にご連絡ください。